お見舞いに行く時の基本のマナーを紹介!いつ頃に何を持って行くのが良い?
会社の同僚や上司、親しい人が入院になると、病院にお見舞いに行くことになります。
お見舞いに行く時は、入院された方のことを一番に考えて、マナーを守っていかなければなりません。
私も切迫早産で急に2か月間入院したことがあります。
入院も長期間になると、友人がお見舞いに来てくれると嬉しいもの。
お見舞いは患者さんへの思いやりが一番。
お見舞いには、いつ頃行くのがベストか?お見舞いの品と服装について紹介します。
目次
お見舞いにはいつ頃いくのがいいの?
お見舞いに行くにしても、いつ、どのタイミングで行くのが良いのか?
これは、入院された方が、身内や親しい人、又は、仕事関係の人かによって異なります。
特に親しい人ではないのなら、すぐにお見舞いに行くのは控えます。
入院直後や手術直後は、免疫力も下がっていて、体調も優れず人に会う気分ではないもの。
まずは、ご家族にその方が面会できる状況なのかを確認してからお見舞いにいきましょう。
お見舞いに行く時は、事前に家族や本人に連絡するとよいです。
今は、患者さんも病室に携帯電話を持ち込んでいるので、事前に連絡することができます。
お見舞いは、知らせしないで行く方もあるようですが、私が入院していた時、いきなりお見舞いに来られると慌ててしまいました。
特に女性は、人に合う時は身だしなみを整えておきたいものです。
それから、お見舞い時間は15分~20分程度で切り上げましょう。
短時間で切り上げた方が患者さんの負担になりません。
いきなり、大勢でお見舞いに行くのはNGです。患者さんが疲れてしまいますし、大部屋の場合、他の患者さんの迷惑になります。
また、病室での会話にも気を付けましょう。患者さんの病状を詮索したり、仕事の話はNGです。
患者さんを焦らせたり、不安にさせる内容は避けます。
患者さんに安心感を与え、元気づけるような内容が良いでしょう。
お見舞い品はどんなものがいい?
お見舞いには何を持っていくのがいいのか?
お見舞いの品というと、お花、食べ物、現金を持っていく方多いかと思います。
ただし、病気によっては、食事制限があったり、花は持ち込めない病院もあります。
特に、最近は生花持ち込みを禁止している病院が増えています。
生花や花瓶の水、鉢植え植物の微生物がいます。
免疫力が低下している患者さんは、この微生物によって感染症やアレルギー反応を起こす場合があるからだそうです。
お見舞いに行く時には、事前にご家族や病院に確認しましょう。
では、お見舞いの品で注意する点をまとめてみました。
お見舞いにNGの花
生花OKの場合でもお見舞いNGのものがあります。
生花の持ち込みが大丈夫なら、明るい色の花をバスケットなどにアレンジした物がおすすめです。アレンジ花なら花瓶を準備する必要がありません。
プリザーブドフラワーも水替えの必要がなく長持ちします。
食べ物
体力が落ちている患者さんには、生ものや揚げ物はNGです。
冷蔵庫がない場合もあるので、大量のフルーツも避けた方が良いでしょう。
食事制限がある場合は、もちろん食べ物は禁止ですが、制限がない場合は、好物のもの、日持ちがするものを持っていくのが良いでしょう。
本や雑誌・日用品
病状が安定している患者さんなら、本や雑誌も喜ばれます。本や雑誌があれば退屈しませんよ。
私も入院した時は、お友達にお願いして雑誌を持ってきてもらいました。
女性の患者さんなら、上質なシャンプーやハンドクリーム、肌触りの良いタオルなどの消耗品も良いですね。入院中に使うことができます。
現金
お見舞いに現金を渡す場合は、結び切りの祝儀袋、袋の左端に赤い帯の入った見舞い用の袋、又は、白い封筒を使います。
金額は、死を連想させる「四」、無を連想させる「六」、苦を連想させる「九」などの縁起の悪い数字を避けて、三千円、五千円、一万円で包みます。
金額は付き合いの程度や病状などを考慮して決めますが、
同僚みんなで贈る場合は一人三千円程度、個人で勤務先関係や知人に贈る場合は五千円、
近い親戚だと一万円程度が平均的です。
また、目上の方に現金を渡すのはNGだという考えもありますので、注意しましょう。
お見舞いの時の服装は?
病院にお見舞いに行くときには、どんな服装で行ったら良いのか?
相手が身内や親しい友人などであれば、かしこまった服装でいくのも不自然です。また、派手な服装はさけましょう。
職場や仕事関係の方のときには、ジャケットやカーディガンなどを羽織り、きちんと感のある服装を心がけます。
お見舞いに行く時は、服の色にも気を付けます。
お葬式を連想させる黒や、血を連想させる赤い服はNGです。
明るめのグレーやベージュなどで、派手すぎない色がおススメです。
病院の廊下は靴音が響きます。
歩く時、音が響くようなハイヒール等も避けたほうがよいですね。
それから、香水も避けましょう。
体調が悪いときは、音や臭いが気になるものです。
お見舞いでの基本のマナー まとめ
お見舞いには、入院直後は避けて、事前に家族や本人に体調の確認をしてから行きましょう。
お見舞いには大勢で行くのは避けて、時間も15分~20分程度で切り上げましょう。
お見舞いの品は、今は、お花NGの病院も増えています。また、病気によっては食べ物も控えた方が無難です。
現金を渡す場合は、結び切りの祝儀袋、袋の左端に赤い帯の入った見舞い用の袋を使います。
服装は、お葬式を連想するような黒や赤などの派手な色は避けて、少し明るめの服装で行きましょう。
お見舞いは入院している方の負担にならないように、思いやりを忘れずに行きたいものですね。