スーツをクリーニングに出す頻度は?シワやシミ臭いと普段の手入れを紹介

      2016/05/13

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春に新しく仕立てたスーツが1シーズンでクタクタになっていませんか?
スーツは、着こなしも大事ですが、日々パリッと着たいもの。
クタクタのスーツを着ていると、それだけで仕事がデキなさそうに見られてしまいます。

 
また、頻繁にクリーニングに出せば汚れを落としてキレイに保てると勘違いしがちですが、それは間違い。
クリーニングは、生地を傷めるので、頻繁にクリーニングすると色があせたり生地が薄くなったりします。

クリーニングには出しすぎも、出さなすぎもいけません。
ふきんやタオルみたいによく使いよく洗うものは、使うほどに生地がへたって薄くなっていくでしょう。スーツも同じです。

 
では、スーツに負担がかからない最適な頻度はどれくらいなのでしょうか?
それから、シワやシミ臭いが付いた時と、スーツをカッコいい形のままで着続けるための普段のお手入れ方法も紹介します。
 

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スーツをクリーニングに出す頻度は?

スーツをクリーニングする頻度ですが、目安として”ワンシーズンに1回”で十分です。

衣替えのとき「長期間しまう前にクリーニングに出す」ということです。
スーツが、皮脂や汗を吸収したまま長期間保管すると、虫に食われてしまうので、クリーニングでこれを防止します。

また、オールシーズン着るスーツの場合は、半年に1回くらいクリーニングに出します。

本当は、クリーニングの回数は少なければ少ないほど良いです。
クリーニングに出し過ぎると、ドライ溶剤がスーツの油分を必要以上に取ってしまいます。これによってスーツは汚れやすくなり、さらにくたびれて見えてしまいます。

ドライクリーニングは、水ではなく石油系の有機溶剤で洗浄するので、油脂系の汚れを落とし、衣類が型崩れしにくくキレイにプレスされますが、汗など水溶性の汚れは落ちにくい性質があります。(界面活性剤を入れるので、全く落ちないわけではありません。)
クリーニングに出したスーツをクローゼットに入れておいて、半年経って出したら、変色していたりカビが生えたする場合があります。
これはスーツの生地のなかに汗の汚れが残っていたためです。

汗やアカを落とすには”汗ぬきクリーニング”や”水洗いクリーニング”に出します。
これは「本来ドライクリーニングする衣類を水で洗う」ことです。

 
スーツのクリーニングは、基本、上下セットで出しましょう。
ジャケットはクリーニングしないけど、スラックスは頻繁に出すと、上下の色や風合いに差が出てきてしまいます。

それから、クリーニングから戻ってきたら、必ずビニールシートを取り、ハンガーに掛け、一晩陰干ししてクリーニング溶剤を飛ばしてから、防虫剤を入れたタンスに保管して下さい。
ハンガーは肩のラインに合う肉厚で丸みのあるものを選びましょう。厚さの目安は3~5cmです。

 

スーツにシワやシミ、臭いがついた時は?

 

シワがついたときは?
どんなにおしゃれなスーツでも、シワシワでは、だらしなく見えてしまいます。
お手軽な方法でもシワは伸ばせますから、ぜひ、やってください。

 
スーツをハンガーにかけた後、霧吹きをかける。
1時間程度たって乾いてきたときにシワが伸びます。
また霧吹きは水でも効果がありますが、専用のシワ取りスプレーだともっとシワが伸びやすくなります。

 
シャワーを浴びた後の浴室にスーツをかける。
浴室の蒸気がアイロンのスチームのような効果をもたらし、シワを伸ばします。
ホテルなどでは、お湯を張ったバスタブの上に一晩干すのもおすすめです。

 
スチーマーやアイロンのスチームをスーツ吹きかける。
ジャケットはジャケットハンガーに、パンツはパンツハンガーにかけてスチームを当てやすくしておきます。
全体にスチームを当てていきますが、シワがついた部分や、特にシワがつきやすい肘、膝、背中などは同じ場所にしばらく当てて、念入りにかけましょう。
逆に折り目をしっかりつけたいパンツのセンターラインなどには当てすぎないようにしましょう。

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次に、スチームをなじませながら、いろいろな方向にシワを伸ばしましょう。
スチームを浴びてすぐの暖かいうちは、シワを自由に伸ばせるものの、その分新しいシワもついてしまいやすい時期です。
誤ってシワが増やしてしまわないように、真っ直ぐハンガーにかけておきましょう。
スチームを吹きかけてもシワが伸びなかったら、霧吹きで水分を追加しましょう。

スチームをかけた直後は、スーツに湿気や熱が残っています。そのまま着用してしまうとシワがついてしまうため、スーツが乾いて普通の状態に戻るまではハンガーにかけたままにしておきましょう。
その際ボタンをいくつか留めておくと、型崩れせずにパリッとしたスーツの形が保てます。

 
衣類スチーマー 使い方動画

 

シミがついたときは?
シミに気づいたらその場でぬるま湯を含ませたタオルで拭き取りましょう。
そして、できるだけ早く、それぞれのシミに合った方法で落としましょう。
 

水溶性のシミ コーヒー、ジュースなどの飲み物、しょう油など 水をしみ込ませて叩き出す
油溶性のシミ マヨネーズ、油、チョコレート、口紅など 洗剤や漂白剤をしみ込ませて叩き出す

油溶性のシミには洗剤の代わりにベンジンも有効ですが、匂いが強く引火しやすい薬品のため取り扱いに注意してください。
インク汚れなどは落ちない場合があります。その場合はクリーニング店に相談しましょう。

 

臭いがついたときは?
臭いは蒸気を当てて取りましょう。蒸気の水分が汗などの匂いを取り込み、そのまま蒸発させてくれるので、乾く頃にはかなりの臭いが取れます。

シワがついたときの対処法のように、スチームアイロンの蒸気を当てたり、使用後の浴室に干すとよいです。
スチームアイロンから出る蒸気を全体にまんべんなく当て、その後吊るしておいたり、
シャワーを使った後の蒸気がこもった浴室にスーツを一晩吊るしておくと、シワが伸びて、臭いもとれます。

 

スーツの普段の手入れと汗対策

毎日のように着るスーツは、なるべく少しの手入れでキレイに保ち、クリーニングに出す回数を減らしたいもの。

スーツの手入れは、脱いだ後すぐの汚れ落としとブラッシングが決めてになります。

脱いだ時に、ブラッシングしておくと、ほこりやアカが落とせるので、汚れがたまりにくくなり、スーツも長持ちします。
同じように、コートやジャケットなども手入れができるので、上手なブラッシングのコツを覚えておきましょう。

 

帰宅したら、すぐにポケットの中身を取り出します。
スーツを脱いだら、玄関先で肩の部分を持って軽く振りさばき、ほこりや汚れを落とします。

 

上着とズボンを別々のハンガーへ吊るす
汗などの湿気が気になるときは、乾いたタオルを襟元に挟んで吊るしておくとよいです。
スーツを吊るしたハンガーは風通しの良い場所に掛けましょう。

 

ブラッシングする
ブラシは織り目に沿って、スーツ全体を上から下に向かってかけていく。

襟元や襟の内側、袖口なども汚れがたまりやすいので丁寧にかけます。

 

タオルで拭く
けばだっていないタオルを水で濡らして固く絞り、皮脂汚れが付着しやすい袖口、ポケットまわりや襟元などを中心に拭きます。
袖口の内側は裏返して拭きます。
仕上げに乾いたタオルでから拭きしましょう。

 

臭いが気になるときは
スチームアイロンの蒸気を当てるたり、使用後の浴室に干します。
スチームアイロンから出る蒸気を全体にまんべんなく当て、その後吊るしておくと繊維の中に入り込んだ臭いがとれます。

シャワーを使った後の蒸気がこもった浴室にスーツを一晩吊るしておくと、シワも伸びて、臭いもとれるので便利です。

 

まとめ

社会人になったら、スーツは3着(せめて2着)は必要です。
”同じスーツは続けて着ない”ということです。

靴もそうですが、毎日使うと傷みが早いし、匂いも落ちません。

1日着たら、1日-2日はスーツを休ませて陰干しします。
一度着るとどうしても汗が染み込んでしまうので、風通しの良い室内に干す(陰干し)して汗などの水分を飛ばしてあげましょう。汗や水分は生地や芯材(型の部分)を傷めるだけでなく、匂いやカビの原因になります。

スーツは陰干しをすることでずいぶん寿命が延びます。風通しの良いところで陰干しすることで、生地や芯材を傷める水分が飛び、虫やカビの発生を防ぐことができます。

 

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