犬のシャンプーは1ヶ月に何回?正しい洗い方とお風呂嫌いの対処方法

   

犬シャンプー640

 
犬のシャンプーは、1ヶ月に何回くらい洗ってあげればいいのか?
犬は人間よりも肌が弱いから、あまり洗うと肌によくないとか。

実際のところどうなんでしょう?

 

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犬のシャンプーは1ヶ月に何回?

シャンプーをする回数については、あまり頻繁に洗い過ぎると皮膚の脂分が不足して、かえって皮膚にダメージを与えてしまいますから、適度な回数を心がけたいものです。

汗腺が少ない犬は、人間の体を洗う感覚で頻繁に洗っていると、逆に体臭が出易くなります。

 
まめにブラッシングしていれば、シャンプーは1ヶ月に1から2回(2週間に1度)程度で十分です。

 
犬の皮膚は、人間より薄くてデリケート。被毛も細くやわらかで、とってもダメージを受けやすいのです。

皮膚と被毛を守っているのが「皮脂」です。

洗いすぎるとその皮脂が落ちてしまい、かえって皮膚や被毛を傷めることになります。
また、皮脂があることによって、汚れの付着を防いでくれたり、ツヤがでるようになります。

また、シャンプーのあとには、リンスもしてあげましょう。
シャンプーをすると毛がアルカリ性に傾き、毛のたんぱく質が壊されやすくなります。
リンスはそれを防ぐ効果があり、静電気も防止してくれます。
シャンプーの後には、リンスをプラスして、被毛を守ってあげてください。

 
なお、体調の悪い時やワクチン接種前後にはシャンプーは控えましょう。
体調のよい時に洗ってあげるようにしてください。

 
そして、シャンプーよりも大切なのがブラッシングです。
ブラッシングは汚れを落とすだけでなく、血行をよくし毛並をツヤツヤにする効果があります。

また通気性がよくなるので、ムレや皮膚病も防いでくれます。

 
犬にとってシャンプーのお手入れは、人間が2時間走り続けたのと同じくらい体力を消耗するそうです。

この”人間が2時間走り続けたのと同じくらい耐力を消耗する”というのを聞いたとき、私は「なるほど!」と思いました。
我が家のワンコもシャンプーのあとはぐったりしていますから。

 

犬のシャンプー正しい洗い方

 

シャンプー前にブラッシング
シャンプーの前には、必ずブラッシングをして、毛玉をといておきます。
毛玉をそのままにして洗うと、汚れがとれないうえ、後で毛玉をほぐしにくくなってしまいます。

 

お湯は少しぬるめに
少しぬるいと感じる36度から37度程度のお湯を、まずしっぽの先からかけていく。
次に、おしり、背中、首へと濡らしていく。
このときシャワーヘッドを犬の体から離してしまうとお湯がはねて犬を怖がらせることがあるので、なるべく体に近づけてお湯をかける。
また、濡らしにくい内股や脇の下は、手のひらにお湯をためて濡らすといい。

お腹を濡らすときは、前足をつかんで立たせるとお湯をかけやすい。

 

足先はよく濡らす
足先は特に汚れているので、十分にお湯をかける。指と指の間もよく濡らす。

 

頭は水圧を弱くして濡らす
シャワーの水圧を弱くしてから頭と顔を濡らす。
シャワーヘッドは顔の後ろからお湯をかけてやってください。
顔の正面からお湯をかけると犬が怖がります。
目と鼻にお湯が入らないように顔を上に向けてかけるといい。

乾いている毛が1本たりともないように!
被毛を濡らすというプロセスをいい加減にしないことがシャンプー上手のコツです。
この段階で、かなりの汚れがとれます。
また、完全に濡らしてからシャンプーしないと泡立ちも悪くなります。
だから、ここは手を抜かないで!

 

薄めたシャンプーで洗う
薄めたシャンプーをおしり、背中、お腹、首にかける。

指のはらでマッサージするように毛を丁寧に洗っていく。
足先は汚れがたまりやすいので、シャンプーをかけ丁寧に洗う。
頭、顔は目にシャンプーが入らないようにかけ、洗う。
最後に、手のひらにシャンプーをとって泡立て、耳の外側や顔を洗う。目や鼻にシャンプーが入らないように気をつける。

シャンプー剤は薄めておくと便利
原液のまま使うタイプのシャンプーもあるが、それ以外のものは規定の量のお湯で薄めて使います。
100円ショップなどで売っている容器に必要な量のシャンプー剤とぬるま湯を入れ、よくふってから使うのがおすすめです。
泡立ちがよく、使いやすいですよ。

 

すすぐ
最初に頭と顔をすすぐ。
シャワーの水圧を弱くして、頭の後ろから濡らすようにする。
最初は指で犬の目をおおってすすぐといいですよ。
お湯に慣れてきたら指をはずすといい。
全身にお湯をかけてすすぐ。

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2回目洗う
流し終わったら、2度目のシャンプーをする。

シャンプーは2度洗いが基本
1度洗いだけでは完全に汚れを落とすことはできません。
2度洗いが必要です。
1度目は表面を軽く洗う程度にして、2度目に入念に洗います。

そして、すすぎも2度目は入念にすすぎます。
シャンプーが残ると皮膚トラブルの原因になるので、細かい部分も丁寧にすすぎます。

 

リンス
リンスをつける。
毛足の長いところなど、毛玉ができやすい場所を中心につける。
リンスは顔にはつけなくてよいです。

リンスがなじんだら、全身をよくすすぐ。
目にシャンプーが入っていることもあるので、水圧を弱くして、目もすすぎましょう。

最後に、軽く手で毛を絞る。

すすぎの後はブルブルを。
犬がブルブルッと体を震わせて水分を飛ばそうとしたら、タオルを張って飛び散りを防ぎながら思いっきりブルブルさせてやってください。
ブルブルで耳の中に入った水分が出ます。
ブルブルしないときは、耳の穴に息をふきかけるとしますが、無理にさせなくてもいいです。

 

軽くタオルドライ
タオルで犬の体をくるみ、かるく乾かします。

 

 

ドライヤーで乾かす
一人でドライヤーをあてるときは、エプロンなどにドライヤーを挟んで固定すると、両手が空いてやりやすいですよ。

スリッカーブラシで、ブラッシングしながら乾かしていく。
顔の正面からドライヤーをあてると、犬がイヤがりますし、目を傷めてしまうので、顔の横からあててやってください。

 

犬のお風呂嫌いの原因と対処方法

どうして犬が「シャンプー嫌い」なのかというと、ちゃんとした理由があります。
犬の身体をお湯で流してしまうと”におい”が消えてしまうから。
犬は”におい”の世界で生きているため、自己アピールするための”におい”が消えてしまうことを大変嫌います。

犬は、お風呂から出ると、床に体を擦りつけている行動をします。
これはお風呂で自分の”におい”を消された上、シャンプーやリンスで自分では好ましくない”におい”が付いてしまったため。
身体に付いた”におい”を取り除こうとしているのです。

また、シャンプーの間は身動きが取れない上に、お湯が目や鼻に入ったりするため、犬にとってはまさに踏んだり蹴ったりです。
一度このような思いをすると、お風呂が嫌いになってしまいます。

 

毎日のブラッシングから
臆病な子でなくとも、シャンプーを嫌がる犬は多いものです。

イヤがる犬をシャンプーに慣らすために、シャンプー以前に、ブラッシングはさせてくれるでしょうか?

ブラッシングしながら体のどの部分でも触らせてくれるか。
まずは、犬が飼い主を信頼し、安心して身を任せられるようになること。

最初は、フードを使い、ほめながら安心させた状態で、ブラッシングを行ってみましょう。
このとき、無理にブラッシングすることなく、なでるように行うことが大切です。
できるだけ毎日ブラッシングしてあげてください。

 

シャンプーに慣らすには?
シャンプーが嫌いな犬は、水の出る音でさえ怖がります。
また、ふだんは外で飼われているのに、慣れない家のお風呂場に入るのであれば怖さも倍増でしょう。
シャンプーは洗う側も慣れないと、かなり時間がかかりますし、目や耳に水を入れてしまい、犬に多くのストレスや不快感を与えます。

まず、水の音に慣らすために、バケツなどにお湯をくみ、タオルにたっぷりお湯を含ませて、汚れを拭き取ることから始めましょう。
ブラッシングと同様に、最初はフードを使って安心させながら行ってください。
タオルを使っての汚れ取りに慣れたら、次は、手足をバケツのお湯で洗ってみるという具合に、少しずつ進めていきます。

何度めかで慣れてきたら、お風呂場でのシャンプーにトライする前に、とくに洗う目的がなくても、お風呂場に連れていき、ごほうびをあげるなどして、お風呂場に慣らしておくようにすると、なおいいでしょう。

かなり時間はかかると思いますが、無理強いをせず、ほめながら自信をつけてあげるようにしてください。

 

まとめ

犬には汗を分泌する汗腺が少ないため、汗臭さを放ったりすることはありません。

でも、散歩やドッグランで走り回った後は、被毛が汚れています。

 
そうした汚れを放置しておくと、悪臭を放ったり、毛のもつれの原因になったりして不衛生です。
犬は猫のように自分の被毛をなめて清潔に保つという習性が無いため、汚れている場合は、やはりシャンプーが必要です。

また、暖かい犬の被毛の中は、ノミやダニにとってはおあつらえ向きのすみかです。
ノミやダニはアレルギーの原因にもなりますし、また人間にも寄生しますので、シャンプーで被毛を清潔にして、ノミやダニを予防しましょう。

 

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