赤ちゃんの鼻がつまって苦しそうにしているととても可哀想でママとしては早くなんとかしてあげたいですよね。
風邪をひいたのか?息苦しくないのか?と、とにかく心配になります。
少しでも赤ちゃんを楽にしてあげられる方法は無いのでしょうか?
また、鼻づまりはあるけれど、熱は無くて機嫌も良い場合は病院に連れて行くかどうかも迷いどころですし、耳鼻科か小児科どちらにかかるかも気になります。
病院を受診する前にママがやってあげられる鼻づまりの対処法と病院を受診するタイミングについてご紹介します。
ママが出来る対処法5つ
1.鼻水吸引機を使う。
市販されているものは電動タイプと、ママが口で吸うタイプの2種類があります。
電動タイプは吸引力が強く、短時間で終わります。値段は少し高めで、5000~15000円くらいです。
ママが口で吸うタイプはコンパクトで持ち運びが簡単です。値段は800円くらいです。
どちらも少しコツがいるので、慣れるまでがんばって下さい。
2.部屋の加湿をする。
部屋が乾燥していると鼻水が出やすくなりますし、風邪予防の為にも湿度を50~60%に保つようにします。
加湿器を使用したり、濡れたタオルを干したりするのも有効です。
3.お風呂に入る。
お風呂に入ることで、体が温まり血行が良くなって鼻通りもスムーズになります。
蒸気を吸う事で固まっていた鼻水も柔らかくなり取りやすくなります。
4.蒸しタオルで暖める。
お風呂に入るのと意味合いは同じですが、熱などがあってお風呂に入れない時に試してあげて下さい。
5.母乳点鼻薬。
私の母親や、ママ友から聞いた方法ですが、母乳を点鼻薬の要領で赤ちゃんの鼻に1・2滴垂らしてあげると鼻づまりが解消するそうです。
母乳育児の方は試す価値有りかも知れません。
夜中に何度も起きちゃう。眠れないときは?

抱っこで体を起こしている時は寝てくれるのに、お布団に下ろして寝かすと苦しいのか咳き込んだりして起きてしまう事あります。
そのような場合は、敷布団の下にタオルや枕を入れて上半身を少し斜めに起こしてあげると良く眠れる様です。
これはうちではかなり効果があった方法です。
上半身が起こされることで、鼻水が喉に回って咳き込むことが無くなり、鼻通りも良くなって呼吸が楽になるみたいです。
赤ちゃんにとってちょうど良い高さや角度を微調整しながら探してみてください。
また、吐き戻し防止のマットをお持ちの方はそれを使っても良いかも知れません。
その他、ヴェポラッブなどの胸に塗って鼻通りを良くするお薬を塗るのも有効ですが、まだ赤ちゃんが小さいうち(1歳に満たないうち)は肌荒れや、刺激が強すぎないか心配で私は使えませんでした。
使い出したのは2歳過ぎてからだったと思います。
耳鼻科か小児科か

いざ、病院を受診しようと思うと耳鼻科に行くか、小児科に行くか迷いますよね。
鼻水吸引だけが目的であれば耳鼻科に行くと良いでしょう。
私が通っている小児科では鼻水吸引はこちらからお願いするとやってくれますが、何も言わないとやってもらえません。
最近の小児科は予約制で気軽に行けない場合もありますので掛かり付けの小児科の他、耳鼻科もあると安心です。
我が家の場合を紹介すると・・・
鼻水が少し出る程度(風邪の引き始め)は自宅で悪化させないように暖かくしたり、あまり無理させないようにして様子を見ます。
それでも本格的に風邪っぽくなってきたり(鼻づまりがひどい・黄色い鼻水が出る)、熱や咳、喉の痛み等の症状が出てきた場合は小児科に行きます。
風邪の諸症状が無く、鼻づまりだけの場合は耳鼻科です。
また、風邪の治りかけで、鼻の症状だけが残ってしまった場合も耳鼻科に行きます。これは中耳炎にならないか心配だからです。
子供は中耳炎になりやすいので、たかが鼻づまりと油断しないことが大切だと思います。
透明の鼻水が何週間も続く場合はアレルギー性鼻炎を疑ってみてください。
保湿ケアも忘れずに!!
何度も鼻を拭いたり、鼻水が垂れた状態になっていると鼻の下がかさかさ・ガビガビになってきます。
鼻を拭いてあげたらその都度クリームなどで保湿ケアをしてあげて下さいね!
まとめ
1.まずは鼻水吸引してあげましょう!
2.固まった鼻水は、お部屋の加湿や入浴で柔らかく。
3.眠れないときは上半身を起こす。
4.目的や赤ちゃんの状態に合わせて病院をチョイス!
5.保湿ケアも忘れずに!
ママが出来ること、できる限りやってあげて、すこしでも赤ちゃんが楽になってくれると良いですね。
ただし、あまり過剰な自己判断せず、お医者さんの指示にも従って下さい。