白菜の鮮度を見分ける方法と長持ちさせる保存方法と調理方法を解説します。
白菜は野菜室で場所をとるのが難点。
すぐに使わない分は、生のままザクザク切って冷凍保存しましょう。
冷凍保存するとシャキシャキした食感はなくなり、
クタッとしてしまうので料理は限られますが切る手間がなく、加熱時間が生より短くなって手軽に使えます。
白菜の鮮度を見分ける方法は?
白菜を選ぶなら、ずっしりと重いものが良いです。
最近は一年中見かける白菜ですが、寒さによってうま味や甘味を蓄えるので、やはり冬に食べるのがおすすめ。
新鮮な白菜は水分が多いため、ずっしりとした重みがあります。
横に置くと重みで葉が傷むので、買うときには葉をチェック!
葉の黒い斑点はゴマ症といい、シミのようなもので問題はありません。
白菜やキャベツ、レタスなどの葉物野菜は、2分の1などにカットされて売られていることがあります。
少し使いたいときは便利なカット野菜ですが、丸のままよりも鮮度が落ちやすいです。
カット野菜を選ぶポイントは、切り口がみずみずしく変色していないこと、芯とその付近がふくらんでいないことです。
芯の部分は切っても成長を続けるので、時間がたつと盛りあがってきます。
芯の直径が大きいもの、長く伸びているものは芯が成長する際に、
葉の養分を取り込んでしまうため、肝心の葉の味が悪くなり、苦味が出てしまいます。
白菜の鮮度を長持ちさせる保存方法と冷凍保存後の調理方法
白菜は立てて保存が基本です。
新聞紙に包んで、冷暗所に立てて保存します。
丸ごとなら、冬場は3-4週間は長持ちします。
数日で使うもの
外葉からはがして使う場合は、芯に切りこみを入れて水を含んだキッチンペーパーを挟み、
ラップで包んで冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
切ったものは、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室に保存し、数日で使いきるようにしましょう。
生のまま冷凍する
生のままざく切りにし、ジップロックのようなフリーザーバッグに入れます。
なるべく空気を抜いてしっかりとジッパーを閉め、冷凍保存します。
使う時は、凍ったまま調理するのが基本です。
凍ったまま出汁やスープストックに入れ、3分ほど煮て味噌汁やスープに使えます。
キムチの素や甘酢に漬ければ、とける頃には食べごろになり、下漬けの手間が省けます。
凍ったままサッとゆでて刻み、水けをしぼれば餃子にも利用できます。
炒め物に利用する場合は、凍ったままだと水が多く出るので、
自然解凍か電子レンジ解凍して水けを絞ってから使います。
白菜の調理方法
冬野菜の代表格の白菜は、甘味があって、低カロリーで食物繊維を豊富に含みます。
冬場の野菜不足解消に役立ちます。
白菜は、内葉、外葉、芯など部位によって味わいも栄養も異なるので、
料理の際にはそれぞれの特徴をいかして使うのがポイントです。
少しかための外葉は、炒め物や葉の大きさをいかしてロール白菜などに使うのがおすすめ。
やわらかい内葉は、甘味をいかして鍋料理に。そして、サラダにも利用できます。
芯も鍋料理やスープ向きです。
芯は、葉よりも火の通りに時間がかかるので、そぎ切りにして火の通りにムラのないように工夫すると良いです。
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