引き寄せ体質づくり

ごはんが身体を作っている!食養生を取り入れて薬に頼らない身体にする

引き寄せ体質のための食養生
ビギナーさん

子どものアトピーを改善したいのですが、ステロイド剤を使うのに抵抗があります。
まずは何から始めたらいいですか?

引き寄せマダム

長期間ステロイド剤を使用すると、倦怠感、吐き気、頭痛、下痢などの症状が出てきたりします。
私たちの体は食べもので作られていますから、まずは、毎日の食事を見直すのが一番ですよ。

スーパーには一年中ほとんどの食材が並んでいますが、旬の食材もちゃんとおいてあります。
よく見ると、旬のものは元気で「おいしそうな顔」をしています。

私たちには、本来、旬のおいしいものを食べたくなる感覚を持っていますから、自分の中からのそのようなサインに敏感でいたいもの。

食養生のひとつは、旬のものを食べること。
次に、できるだけ自分が住む場所で採れたものを選ぶこと。

それから、自分の身体を一番知っているのは自分自身です。

まずは、「自分の身体を24時間、観察できるのは、どんな名医よりも自分」だということを自覚しましょう。

この記事では、四季折々の旬の食材と食養生ついて解説します。

引き寄せマダム

お子さんの身体は、ママがしっかり観てあげてくださいね。

この記事を読むと

・四季折々の旬の食材がわかります
・四季の食養生がわかります

食養生を取り入れて、薬に頼らない身体づくりをする

引き寄せマダム

テレビから流れてくる情報を鵜呑みにせず、自分の感覚を磨くことが大切です。

今は大量の健康情報が流れてくるので、健康のことも頭で考えがちになってしまう。
まずは、「自分の身体を、自分できちんと感じて読み取る」ことが大切です。

いつも自分の内面に目を向けることを忘れず、調子が悪いと感じたらどんなケアをすればいいのか?

例えば腰が痛いとき、腰の歪みが原因かもしれないし、それとも、内臓由来のものやストレスが原因のこともあります。

ストレスを感じるとビタミンB群を消耗しやすいので、玄米やナッツ類、魚介類(まぐろ、さんま、あさり、しじみ)、豚肉、レバーでビタミンB群を補給すると調子が戻ってきます。

なにか不調を感じたら、
・ストレスを感じていないか?
・ストレスがどこに出やすい体質か?
・アレルギーや基礎疾患は?
といった自分の身体の「感覚」を、よく観察しましょう。

もちろん神経質になり過ぎる必要はないし、お医者さんの力を借りるのも必要です。

病気になるのは自然なこと。

まずは、体が発する「感覚」を自分で読み取る。それから、専門家であるお医者さんのアドバイスを受ける。
そんな姿勢で病気と向き合いましょう。

病気にかかるのは仕方がないけど、日本人は安易に薬に頼る人が非常に多くいます。

安易に薬に頼らないで、自分の免疫力で病気と向き合う身体づくりを心がけましょう。

引き寄せマダム

頭痛薬や咳止めのような風邪薬には常習性があるステロイド剤が含まれているものが多いので注意しましょう。
日本の薬事法は、海外に比べてかなりゆるいです。
諸外国では市販されていないような薬も、日本は普通に薬局で売られています。

【春の食養生】春は解毒の季節、緑の野菜でデトックスする

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春は芽生えの季節。
厳しい冬を乗り越えた春は新しい1年のはじまり。
気象学的には3月から5月が春になります。

冬に枯れていたものがよみがえる、土の中で寒さに耐えながらじっと待っていた種が、春になって目を出します。

人の身体も同じで、血の巡りがだんだんとよくなり、生き生きと活発になってきます。
代謝も上がり発散しやすくなるので、毒出しの季節ともいわれます。
身体はリフレッシュするべくデトックスモードになります。

なので、生命力に溢れ、体の循環をよくしてくれる山菜や葉野菜などの「苦味」のある食材を積極的にいただきましょう。

春の苦味でデトックスする

「苦味」のあるものには、便通をよくする作用があります。

山菜は食物繊維が豊富で、腸をきれいにしてくれます。
また、滋養たっぷりの貝などを食べて、軽やかに四季をスタートさせましょう。

春の山菜には、苦味のもとになるポリフェノールやミネラルが豊富に含まれていて、新陳代謝を促進し、胃腸の働きを促し、不要物や脂肪の排出を助けます。

また、解毒機能をもつ「肝」の働きを高めることも大切。

旬を迎えるタウリンが豊富な貝類、木の芽やうど、ふきなど香りがよいもの、菜の花や人参などカロテンが豊富なものには、「肝」の働きを助ける作用があります。

春が旬の食材

◆春の野菜・果物
キャベツ、玉ねぎ、セロリ、菜の花、人参、しいたけ、わけぎ、
いちご、甘夏、オレンジ、デコポン、夏みかん、はっさく、グレープフルーツ、キウイ、メロン、びわ

◆春の山菜
うど、ふき、ふきのとう、タラの芽、つくし、ワラビ、たけのこ、クレソン、せり、ぜんまい、みつば

◆春の魚介類
鯛、アオリイカ、タコ、車海老、あさり、ハマグリ、ツブ貝

【夏の食養生】暑いけど、冷たいものを取りすぎると胃腸をいたて体力を消耗してしまう

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夏は成長する季節。
太陽の光を浴びてぐんぐんと伸びる時期です。
気象学的には6月から8月が夏。
雨の多い6月の終わりから7月半ばまでが梅雨になります。

太陽の光を浴びて全てのものがぐんぐんと伸びる。
夏は1年の中で植物が一番元気なときで、本来なら人間も一番元気な時期です。

ジメジメした湿度の高い「梅雨」は胃腸を弱める

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「梅雨は食欲が落ちる」「何だか身体が重くてだるい」というの人が多いのではないでしょうか。

日本は、世界の中でも特に胃腸の弱い人が多い、と言われています。
その原因のひとつが「梅雨」という季節にもある。

梅雨のジメジメとした湿気が、身体に悪影響を及ぼし、胃腸の機能を弱めてしまいます。

この季節のポイントは、生もの(特におさしみ)は多食せず、直接胃腸を冷やすような冷たい物は避けましょう。
胃腸の弱い人は、意識して消化のよいもの、温かいものを選ぶようにします。

むくみが気になる人は利尿作用がある冬瓜(とうがん)、ハトムギ、あずきを摂るのがおすすめですが、利尿作用のあるものは体を冷やします。
なので、生姜などの香辛料を一緒に摂って、冷やし過ぎないようにしましょう。

胃腸の働きが悪いと感じた時には、薬味など香りのある食材を上手く使うと胃腸の働きがよくなります。

また、玉ねぎ、ニラ、ニンニクなどには殺菌作用があるので、この時期に注意したい食中毒予防のためにも積極的に取り入れましょう。

夏野菜と果物で身体の熱を冷まして、蒸し暑い夏を乗り切る

暑い夏には、体内の熱を発散させようと、皮膚の毛穴が開いています。

夏は効率よく汗をかくとよいのですが、クーラーが効いた環境にいると、逆に開いた毛穴から冷気を体にどんどん取り込んでしまいます。
クーラーが効いた部屋といっても、冬の室温よりは高いはず。それなのに夏場に元気が出ないのは、このせいです。

夏は暑いので、身体を冷ますのもよいですが、冷やしすぎないように心がけることが大事。

猛暑が続くこの季節、冷たい飲み物や食べ物が、おいしく感じられます。
ですが、冷たい飲み物、冷たいビール、アイスクリーム、ヨーグルトなど、冷たいものを摂り過ぎると消化器系の機能を低下させるので注意しましょう。

なので、まずは水分摂取を見直してみてください。
咽が渇いたと感じたら、うがいをする。
なるべく一口ずつ、冷たくない、甘くないものを飲むようにしましょう。

夏はさっぱりとした酸っぱいを摂るのがおすすめ。

酸っぱいものを見るとツバが出るように、酸味は食欲をかきたて、唾液や胃液の分泌を促して消化を助けてくれます。

梅干しや酢の物は、食品の細菌増殖を抑える働きもあります。

食欲が低下しがちな夏は、酸味の力を賢く取り入れて元気に過ごしましょう。

夏が旬の食材

◆夏の野菜・果物
トマト、ナス、きゅうり、ゴーヤ、冬瓜などの瓜類、
おくら、ズッキーニ、モロヘイヤ、枝豆、
スイカ、パイナップル、メロン、梨、マンゴー、バナナ、びわ

◆夏の魚介類
アジ、アユ、カマス、キス、クルマエビ

【秋の食養生】秋は滋養たっぷりの実りで、夏バテの身体に栄養補給をする

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「実りの秋」夏に成長したものが、熟し、実って、いよいよ収穫を迎えるのが秋という季節。
気象学的には9月から11月が秋になります。

生き生きと緑だった植物は紅葉を迎え、カラカラに乾燥して落葉する。
秋は「乾燥の季節」でもあります。

この自然界の影響で、人の身体も乾燥しています。

秋の乾燥した空気は、皮膚や唇の乾燥のほか、のどを痛めて咳が出たり、風邪を引いたりという症状にもつながります。
なので、水分を摂って身体にしっかりと潤いを与えることが大切です。

また、冬に向けて気温も下がり、寒くなってきたら、適度に身体を温めるものも摂りましょう。

秋の野菜で元気を養う

秋は冬の寒さに備えて、イモ類、栗、かぼちゃなどを摂り、元気を養うのが大切です。

大根、ネギ、辛子などの辛味は、血の巡りをよくし、身体を熱くしたり発汗させる作用があります。
ただし、多量の辛味は、発汗しすぎてしまい、体力や潤いが消耗されて逆効果になってしまうので注意してください。

夏と同じで、秋も潤いは飲み物ではなく、食べて補うことを心がけます。

潤いを補うには、果物が良いです。
ブドウ、梨、りんごなどを少しずつ摂りましょう。

秋に夏の果物のメロンやスイカ、パイナップルなどを食べるのは体を冷やしてしまうので注意しましょう。

秋が旬の食材

◆秋の野菜・果物
さつまいも、じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、れんこん、しいたけ、ぶなしめじ、ゆり根、ピーナッツ、白きくらげ、
梨、ぶどう、桃、いちじく、ざくろ、りんご

◆秋の魚介類
サバ、サンマ、秋サバ、秋サケ、イナダ

【冬の食養生】冬は冷えと乾燥に、身体を内側から温めて潤す食材をとる

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冬は「冬蔵(とうぞう)」といって、秋に実った収穫物を「冬に貯蔵する」という意味があります。
気象学的には12月から2月が冬になります。

冬は、秋に実り収穫した物を蔵におさめる時期です。
実りのない寒い冬を越すために食料を貯めておくのですが、人の体も同じ。

芽生えの春に向けて、体内にエネルギーを蓄え、身体をしっかり休ませるときです。

なので、冬にダイエットは厳禁です。
冬に体重が(1〜2kg程度)増えても、「体力を消耗する春、夏のために備えている」と思うようにして気にしないこと。

いずれの季節もそうですが、季節に合わない暮らしや食事で身体に負担をかけると、次の季節で不調を招きます。

冬に無理をすれば、スッキリと春を迎えられず、毒出しもできません。
冬はとにかく身体を休ませること。睡眠もしっかりとってください。

夏の体は毛穴が開いている状態と説明しましたが、寒い冬は毛穴もしっかり閉じて、体の熱を外に出さないようにしています。

冬は、とにかく「冷やさないこと」が大事。
寒い冬を越すために身体を温める食材を摂ること。

エネルギーを蓄えるために、塩辛いものを摂って、血の巡りをよくするのも必要になります。

冬はスープや鍋料理で身体が温まる献立にする

冬に積極的に食べたい食材は、身体を温めてくれるごぼうや人参、蓮根などの根菜類。

鉄分やカルシウムなどミネラル豊富な昆布やひじき、わかめなどの海藻類。

食物繊維が豊富でデトックス力が高い黒豆や小豆などの豆類、そしてポリフェノール豊富な黒ごまや黒米などの黒い食材も意識して摂りたい食材です。

冬が旬の食材

◆冬の野菜・果物
白菜、大根、れんこん、長ねぎ、ほうれん草、春菊、ブロッコリー、ゆり根、
りんご、みかん、ラ・フランス、ゆず、だいだい

◆冬の魚介類
タラ、カレイ、ブリ、ヒラメ、石鯛、マグロ、アンコウ、ナマコ、牡蠣

四季の食養生 まとめ

◆食養生を取り入れて薬に頼らない身体づくりをする
自分の身体を一番知っているのは自分自身です。

「自分の身体を24時間、観察できるのは、どんな名医よりも自分」だということを自覚しましょう。

例えば腰が痛いとき、腰の歪みが原因かもしれないし、それとも、内臓由来のものやストレスが原因のこともあります。

なにか不調を感じたら、
・ストレスを感じていないか?
・ストレスがどこに出やすい体質か?
・アレルギーや基礎疾患は?
といった自分の体の「感覚」を、よく観察しましょう。

もちろん、神経質になり過ぎる必要はないし、お医者さんの力を借りるのも必要です。

日本人は、安易に薬に頼る人が非常に多くいます。

安易に薬に頼らない。
自分の免疫力で病気と向き合う身体づくりを心がけることが大切です。

◆四季折々の食養生
◾️春は芽生えの季節、冬に枯れていたものがよみがえる。
人の身体も同じで、血の巡りがだんだんとよくなり、生き生きと活発になってきます。
春は、代謝も上がり発散しやすくなるので、毒出しの季節ともいわれます。

身体はリフレッシュするべく、デトックスモードになります。
なので、生命力に溢れ、身体の循環をよくしてくれる山菜や葉野菜などの「苦味」のある食材をいただきましょう。

苦味のあるものには便通をよくする作用があります。

春の山菜には、苦味のもとになるポリフェノールやミネラルが豊富に含まれていて、新陳代謝を促進し、胃腸の働きを促し、不要物や脂肪の排出を助けます。

◾️夏は成長する季節、1年の中で植物が一番元気なときで、本来なら人間も一番元気な時期です。

暑い夏には、体内の熱を発散させようと、皮膚の毛穴が開いています。

夏は効率よく汗をかくとよいのですが、クーラーが効いた環境にいると、逆に開いた毛穴から冷気を身体にどんどん取り込んでしまいます。
クーラーが効いた部屋といっても、冬の室温よりは高いはず。それなのに夏場に元気が出ないのは、このせいです。

夏は暑いので、身体を冷ますのもよいですが、冷やしすぎないように心がけることが大事です。

冷たい飲み物、アイスクリームなどを摂り過ぎると消化器系の機能を低下させるので注意しましょう。

夏はさっぱりとした酸っぱい物がおすすめ。

酸っぱいものを見るとツバが出るように、酸味は食欲をかきたて、唾液や胃液の分泌を促して消化を助けてくれます。
梅干しや酢の物は、食品の細菌増殖を抑える働きもあります。

食欲が低下しがちな夏は、酸味の力を賢く取り入れて元気に過ごしましょう。

◾️ジメジメした湿度の高い「梅雨」は胃腸を弱める。
梅雨のジメジメとした湿気が身体に悪影響を及ぼし、胃腸の機能を弱めてしまいます。

この季節のポイントは、生もの(特におさしみ)は多食せず、直接胃腸を冷やすような冷たい物は避けましょう。
胃腸の弱い人は、意識して消化のよいもの、温かいものを選ぶようにします。

むくみが気になる人は、利尿作用がある冬瓜、ハトムギ、あずきを摂るのがおすすめですが、利尿作用のあるものは身体を冷やします。
なので、生姜などの香辛料を一緒に摂って、冷やし過ぎないようにしましょう。

玉ねぎ、ニラ、ニンニクなどには殺菌作用もあるので、この時期に注意したい食中毒予防のためにも積極的に取り入れましょう。

◾️秋は「乾燥の季節」。この自然界の影響で、身人の体も乾燥しています。
秋の乾燥した空気は、皮膚や唇の乾燥、のどを痛めて咳が出たり、風邪を引いたりという症状にもつながります。
乾燥したら、水分を摂って身体にしっかりと潤いを与えることが大切。

秋も夏と同じように、潤いは飲み物ではなく、食べて補うことを心がけましょう。

そして、冬の寒さに備えて、イモ類、栗、かぼちゃなどを摂り、元気を養います。

◾️冬は、秋に実り収穫したものを蔵におさめる時期です。
実りのない寒い冬を越すために食料を貯めておくのですが、人の身体も同じです。

冬は、とにかく「冷やさないこと」が大事。寒い冬を越すために身体を温める食材を摂りましょう。

冬に積極的に食べたい食材は、身体を温めてくれるごぼうや人参、蓮根などの根菜類。

鉄分やカルシウムなどミネラル豊富な昆布やひじき、わかめなどの海藻類。

食物繊維が豊富でデトックス力が高い黒豆や小豆などの豆類、そしてポリフェノール豊富な黒ごまや黒米などの黒い食材も意識して摂りたい食材です。

引き寄せマダム

季節のこと、食材のことも大切ですが、一番は、自分の身体に合っているかどうかです。
自然のリズムに合わせながら、食事を整え、自分の身体が発している声をきちんと聞いてください。
情報を鵜呑みにするのではなく、お医者さんの言われたことを何も考えずにやるのではなく、自分の身体は自分でちゃんと観ること。
自分の身体を他人任せにしないでください。