船戸先生ご自身も腎臓がんを患い、左の腎臓を全摘出していて、
癌が見つかった時の心境を
・私が癌になるはずがないんだ!
・告知された日、少し泣きました
・ふと「死」を意識して震えました
と、隠す事なくさらけ出して書かれています。
標準の西洋医学的治療を否定するわけではなく、
標準治療後に再発しないための心構えを詳しく書かれていています。
岐阜県養老町の船戸クリニック
医院長 船戸崇史さんの著書です。
癌とは「勝つ」ものではなく「克つ」もの
癌は大きくなったり、転移しやすい病気なので恐れられている。
しかし、例え癌ができてしまっても、大きくなることも増えることも防げる。
また、標準治療(施術、放射線、化学治療)で癌を除去する以外にも、
自分の免疫力を上げることで、がんを除去することも可能だということ。
船戸先生は、がんに「勝つ」ではなく、
「克つ」克服することと言われています。
① 睡眠:良質な睡眠をしっかりとる
② 食事:食事(栄養)をしっかり摂る
③ 運動:朝日を浴びながら歩く
④ 加湿:湯船にしっかり浸かる
⑤ 笑い:笑うことで免疫力が上がる
どれも健やかに生きていくうえで、当たり前のことですが、
それができていない人が癌になる。
私自身もそうでした。
ずっと仕事と家事と忙しい生活を送ってきたので、
この当たり前な五か条を忘れ、自分の体を大切にしてきませんでした。
まさしく癌になる3Gの人(我慢して、頑張る、頑固者)でした。
また、先生は癌になっていない人で、本当に五か条を実践している訳でもないから、
100点を目指さなくてもいい、まずは60点くらいから生活習慣を改善しましょうと言われます。
先生の言葉は優しく勇気をいただきました。
癌予防滞在リトリート「リボーン洞戸」
船戸クリニックさんは
岐阜県関市洞戸のリボーン洞戸という「がん予防滞在型リトリート施設」も運営されています。
リボーンとは「生まれ変わる」という意味。
がんに克つ五か条の実践を通して、根本から生活習慣を改善するための施設。
岐阜県関市洞戸は大自然が広がる草木の緑が目と心に優しいのどかな場所です。
書籍表紙の写真がリボーン洞戸です。